1952-04-24 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第5号
恐らくこの法律で思料すること、疑うことによつてどんどん強制收容もせられるし、或いは送還もせられるということを、過去の経験からして我々心配するわけであります。特に先ほど来指摘せられましたように、二十四條の中に、違法ではないと、不法性はないけれども好ましくないという人たちを強制送還する條項が随分たくさんある。
恐らくこの法律で思料すること、疑うことによつてどんどん強制收容もせられるし、或いは送還もせられるということを、過去の経験からして我々心配するわけであります。特に先ほど来指摘せられましたように、二十四條の中に、違法ではないと、不法性はないけれども好ましくないという人たちを強制送還する條項が随分たくさんある。
もちろん、この法律は單なる見せかけだけでありまして、実際に遊休建物の強制收容されたものは、建物所有者数にして百六十五件、收容世帶数九千九百、きわめて微々たるものであります。また余裕住宅の開放にいたしましても、余裕住宅としての届出件数三十三万二千九百七十二件のうち、実際に開放させたものは五万六千九百件にしかすぎなかつたのであります。
これが隔離収容には種々の事情で相当困難を示しておりますが、これに対しては、予防法の改正により、強制收容の強化、患者家族の扶助、子女の育英等を考慮する必要があるとの要望があります。国立癩療養所大島青松園(六百五十九床)を実地視察しましたが、昨年度百床増設計画が完了し、所内も整備改善せられましたが、職員の待遇改善について特に要望がありました。
ただ監獄のような場合にはこれは住所はありませんが、従来の、本来の住所地においてこれを把握するということでつかめますし、又全然住所のなかつたようなものが、これが監獄等に強制收容されておるような場合には、これは住民登録としてつかむことはできませんが、そのほかの方法でこれを收容人員を知る方法はたやすくあるんでございますから、これは住民登録を、この法律が考えておる目的は十分達せられるんじやないかと考えておる
第四は、疾病以外の動機による身体の拘束を防止するため、精神病院への強制收容については新たに精神衛生鑑定医制度を設け、二人以上の一致した鑑定に基くことを必要としたほか、精神障害の特殊性にかんがみまして、仮入院、仮退院の制度を設け、また遠隔地にあつて、ただちに病院へ收容することができない場合の臨時措置として、知事の許可を條件とした保護拘束制度を認めておるのであります。
○内藤(隆)委員 あなたの証言中にもありましたが、懲罰大隊と強制收容所というものがある、これはどう違つているのでしよう。
同警察においては、昭和二十四年十一月下旬ただちに捜査を開始し、証拠書類を多数押收したので、同十二月五日民生部長永岡退臓、厚生課長坂谷好夫、厚生課庶務主任山田知彦を強制收容したのであります。不正事件の内容は、昭和二十二年度及び二十三年度における共同募金を飲食費その他不正の用途に支出費消したというのであります。
次に遣族補償のごときも、一般邦人が間違えられて強制收容され而も労役中死亡せる者等は、当然二十年十一月二十四日のAG二六〇のスキヤツピンの趣旨とはその性質を異にしていることは明白であります。
それから終戰後外地にあつた軍民で、強制收容されて労働に服したために死亡した者の遺族に対しましては、軍事行動によるものではないから、これに対して当然何らかの補償の途を講ずべきではないかというお話でありますが、終戰後、現地におきまして死亡せられた方々又は御遺族の方々に対しましては、誠に御同情に堪えないのであります。
その一番最初にですね、上木戸証人にお尋ねしたいのですが、上木戸証人の言葉の中にあつた強制收容所という言葉ですね、話を聞くとなかなかいい話なので、あの制強というのは矯め直すという意味ですか、嫌なものでも無理に強制するといういわゆるその強制ですかどつちですか。
四重の鉄條網はどこの收容所でも同じでありましようが、全長三十米、幅十米の家屋に一千名強制收容したのであります。師団收容です。そのときはいわゆる燈火設備もありませんでしたし、いわゆる採暖設備も全然なかつたわけであります。その上彼らはいわゆる自分達が着て来ました着物を附近のコルホーズの者、地方人と交換するために次々と奪つて行つたのであります。
その問題について檢察廳にあなたは交渉に行つて、不法——これはどう言いますか、強制收容したということに対して何か釈放の手続や交渉されたことがありますか。
第三は八丈島の宇津木村長が背任嫌疑で、八丈島檢察廳で逮捕取調べを受けたことがあるが、この事件は村長の弁解や事情等をよく調べずして逮捕して、数日間強制收容をしたのは事件処理が適切でないと思われる。
第二番目に、降旗逓信大臣から一身上の弁明があつたのでありますが、前田中法務政務次官も、この壇上を通じて、絶対にかかることはないと言つたにもかかわらず、旬日を出ずして強制收容せられておる。(「人が違うよ」と呼ぶ者あり)人が違うと言われるが、副大臣と大臣であるから、一歩手前である。
○山下義信君 私は最近のできごとといたしまして、國民として実に悲しく感じますことは、前総理大臣の芦田氏が強制收容されまして刑務所に入つたということであります。事の眞僞、よし惡しは別といたしまして、一國の総理大臣、たとえ國が敗れましてどのように道義が頽廃いたし、國民の思想が混乱いたしておるとはいいながら、一國の総理大臣に対しまする國民の敬意は相当なものがまだあります。
それとも議員の議席を失うということは、國会開会中に逮捕し、強制收容することによつて、議員の議席を実質的に失うことになると解釈することが、どうして不当であるかというのです。
わが党の小澤專七郎君が栗栖氏に五十万円を贈賄したという内容で、十月五日強制收容されまして、十月十四日に起訴されたのであります。その後十月二十五日ごろに起訴状に対する証拠をつけられ、その後二十日ほど何ら取調べを行われておりません。そうして十一月十二日に判事側の保釈が大体内定したのでありますが、その後檢事側からさらに強制收容ということになつております。
そこで、この法文の適用に当りまして、第一に犯罪の嫌疑が確実であるというだけでは、当然に逮捕の許諾を與えるべきものではないのであつて、さらに、その要疑者につきまして強制收容をしなければならといというような、逮捕をすることの必要性が存在しなければならぬと思います。
それは栗栖氏が涜職罪で強制收容されました後に、同氏が別に岡直樹という者から復金融資に関しまして賄賂の提供を受け、これを拒絶したという事実を申し述べたのであります。そこで岡直樹に対する賄賂提供罪の取調べのために、本年十月十二日岡を逮捕しました。取調べの結果、事案明瞭となりましたので、十月二十一日に賄賂提供罪をもつて起訴したのであります。
○殖田國務大臣 栗栖氏を涜職罪によりまして強制收容の後、同氏が別に岡直樹より復金融資に関しまして賄賂の提供を受けた事実を述べましたので、岡氏を逮捕しました。十月下旬に賄賂提供罪で岡を起訴いたしました。岡氏を取調べております間に、同人が芦田元首相の祕書官下河辺三史氏に別に贈賄しておりますことを自白いたしました。そこで下河辺氏を逮捕して、十一月十一日に收賄罪で起訴をいたしました。
丁度九月十四日の日は大藏省の主計局長の福田赳夫という者が強制收容をされた日でありまして、新聞に出た日でありまして、そこで謝南光先生曰く、今日の新聞に書いてあるこの福田君が強制收容をされたということが、これが願わくば大藏省の労働組合で摘発をされればまだ組合の力を増すであろう、國民の信頼を得たであろう、こういう点を大いに考えて運用されることをお願いしたい。
この問題によく似た問題は小松隆という兵器処理委員長の問題であなたと同じ立場に立つた人が今強制收容されております。これはあなたと同じように非常に言葉がわかつて、その人があつせんして委員会をつくつて、兵器処理について相当大きな疑惑を持たれた人です。これなども要するに委員長小松氏が連合軍と通訳を入れないで直接交渉した。こういうところに私は非常な危險性が伏在したのじやないかと考えるのであります。